Chapter 4 どんな合併症があるの?
潰瘍性大腸炎の主な症状のほかに、
腸管で起こる「腸管合併症」と
腸管以外の部位で起こる
「腸管外合併症」があります。
腸管合併症…いずれも手術を必要とする可能性がある重篤(症状が重い)なものです。
- ・腸管の大量出血
- ・腸管の狭窄(腸管が狭くなる)、穿孔(腸管に穴があく)
- ・中毒性巨大結腸症
- …大腸の動きが止まってガスなどが溜まり、 腸が異常に拡張して、発熱や激しい痛み、敗血症を来すこともあります。
腸管外合併症…症状が腸管以外に現れます。
身長が伸びにくくなる(成長障害)こともあります。
ひとくちメモ
潰瘍性大腸炎と「大腸がん」について
潰瘍性大腸炎では、発病して長期間経過すると大腸がんのリスクが高くなります。
特に、小児の年齢で潰瘍性大腸炎を発病した患者さんは、病気と付き合う期間も長くなることから、大腸がんの早期発見のため、定期的な大腸内視鏡検査が重要となります。
【監修】
国立成育医療研究センター 消化器科 診療部長/小児炎症性腸疾患センター センター長 新井 勝大 先生





