Chapter 5 外食時に覚えておきたい食事のポイント

外食時は好きなメニューを選びがちですが、症状がある時はなるべく避けるようにしましょう。
「それでも行きたい!」「付き合いが断れない…」などで外食をする際は、下記の内容に注意してみましょう。

外食時に覚えておきたい食事のポイント 1.メニューに栄養成分が書いてあるお店を選びましょう。2.脂肪量は、1食15g程度までのメニューを選びましょう。3.控えるべき食品が多い料理は避けましょう。 「和食」「洋食」「お酒」 外食時に覚えておきたい食事のポイント 1.メニューに栄養成分が書いてあるお店を選びましょう。2.脂肪量は、1食15g程度までのメニューを選びましょう。3.控えるべき食品が多い料理は避けましょう。 「和食」「洋食」「お酒」

和食気分なら・・・ 和食気分なら・・・

  • そばよりも、消化の良いうどん(かけうどん、月見うどん、力うどん)
  • 玉子丼、親子丼
  • 刺身、焼き魚、煮魚の定食 + 1品料理で冷奴
  • 刺身や寿司のネタは、「調子が悪い時の食材選びのポイント」を参考にセレクト。
  • 天ぷらや唐揚げなどの揚げ物は、脂肪を摂り過ぎないよう控えめに。
  • 鍋料理などに入っているきのこ類や糸こんにゃく、山菜などは、不溶性食物繊維が多く含まれているため、食べ過ぎないこと。
  • 焼き鳥は、つくね、皮、ねぎまなど、脂肪が多いものは控えめに。
    不溶性食物繊維が多く含まれている野菜が入った焼き鳥も控えめに。

洋食気分なら・・・ 洋食気分なら・・・

  • 洋食は、油を多く使用している料理が多いので注意が必要です。
    量を半分にする、脂肪の少ない素材の料理を選んでみましょう。

  • カレーや唐辛子など、腸を刺激する香辛料を多く含む料理にも注意しましょう。

お酒(アルコール)を飲みたい気分なら・・・ お酒(アルコール)を飲みたい気分なら・・・

  • アルコールは、腸の粘膜を傷付け、腸の内容物の悪いものを体内に入りやすくしてしまいます。
    また、冷たい飲み物炭酸系も、腸に刺激を与えます。

    ビールなど、炭酸系のお酒はなるべく避ける アルコール度数の高いお酒や、ストレートで飲むのはなるべく避ける ビールなど、炭酸系のお酒はなるべく避ける アルコール度数の高いお酒や、ストレートで飲むのはなるべく避ける

  • 活動期は、お酒を飲むのを控えてください
    寛解期は、適量であれば飲んでも構いません。

【監修】
北里大学医学部 消化器内科学 講師 
横山 薫 先生

北里大学病院 栄養部 管理栄養士 
太田 裕子 先生

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