Chapter 4 潰瘍性大腸炎の合併症のこと
腸管合併症 …いずれも手術を必要とする重篤なものです。
・腸管の大量出血
・腸管の狭窄(腸管が狭くなる)、穿孔(腸管に穴があく)
・中毒性巨大結腸症…大腸の動きが止まってガスなどが溜まり、腸がふくらんで巨大化して中毒様症状が現れる。
・腸管の大量出血
・腸管の狭窄(腸管が狭くなる)、穿孔(腸管に穴があく)
・中毒性巨大結腸症…大腸の動きが止まってガスなどが溜まり、腸がふくらんで巨大化して中毒様症状が現れる。
腸管外合併症 …症状が全身に現れます。
Column
潰瘍性大腸炎と「大腸がん」について
潰瘍性大腸炎では、発病して長期間経過すると大腸がんのリスクが高く
なり、特に10年以上経過した「全大腸炎型」で大腸がんが多いと言われ
ています。
そのため、定期的な大腸内視鏡検査による
早期発見が重要となります。
潰瘍性大腸炎では、発病して長期間経過すると大腸がんのリスクが高くなり、特に10年以上経過した「全大腸炎型」で大腸がんが多いと言われています。
そのため、定期的な大腸内視鏡検査による早期発見が重要となります。
●潰瘍性大腸炎患者さんにおける大腸がんの累積発生率 海外データ
【監修】
銀座セントラルクリニック 院長
鈴木 康夫 先生