日々の食事を楽らくコラム

潰瘍性大腸炎患者さんが備えておきたい防災食

9月1日は防災の日。地震などの災害はいつおこるかわからないからこそ、防災の日のある秋に一度災害対策について見直してみるのはいかがでしょう。
災害がおこると、医療機関への受診が難しくなってしまうことや環境の変化によるストレスで、症状が再燃してしまう場合もあるようです※1。いざというときにあわてないように、安心して食べられる防災食(非常食)を用意しておくことが大切です。

POINT

潰瘍性大腸炎患者さんにおすすめの防災食

災害時に最初に手に入る食品は、菓子パンやカップラーメンなど。ほとんどのものが脂質や食品添加物が多いので、下痢などの症状がある場合は、食べられないこともあるかもしれません。おなかに負担の少ない、長期保存ができる食品を備えておくと安心です。

POINT

普段からローリングストックを※2

ローリングストックとは、いつもの食品や飲料水を少し多めに買ってストックしておき、賞味期限を考えて古いものから食べていき、使った分を買い足すことで、常に一定量を家庭で備蓄しておく方法。1人3日分の量が備蓄の目安とされています。一人暮らしなどで、本格的な防災食を用意するのが難しい場合も手軽に始められます。


※備蓄が必要な薬剤等については、医師・薬剤師の指導にしたがってください。

参考文献
※1 災害時難病患者個別支援計画を策定するための指針(改訂版) / 厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患等克服研究事業「重症難病患者の地域医療体制の構築に関する研究」
※2 災害時に備えた食品ストックガイド / 農林水産省

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