日々の食事を楽らくコラム

飲み会や会食があるときの食事のポイント

冬は忘年会や新年会、年末年始の行事などで、同僚や友人、家族と集まって飲み会や外食を楽しむ機会が増えるのではないでしょうか。
ただ、飲み会の席でのおつまみや外食には、脂っこい料理や味の濃いもの、刺激の強いものなど、潰瘍性大腸炎患者さんが気をつけたいメニューも多くあります。楽しいひとときを心おきなく楽しめるように、飲み会や会食がある日の食事の工夫をご紹介します。

飲み会や会食前後の食事のポイント

事前の準備

  • 当日の朝食や昼食では、脂質の多いものや刺激物を控えます。
  • 空腹で参加せず、おかゆ、バナナ、ヨーグルトなど消化がよい軽食をとっておきましょう。 ※ヨーグルトの脂肪が気になるときは、無脂肪のものや豆乳ヨーグルトを選びましょう。

翌日のリカバリー

  • 飲み会や会食の翌日は、脂っこいものや刺激物を避け、やさしい味のうどん・雑炊・スープなどにします。

飲み会や会食の料理選びや食べ方のポイント

料理の選び方

  • 冷奴、刺身、焼き鳥(皮、レバーは除く)、だし巻き玉子、煮物など比較的消化がよいメニューを中心に選びます。
  • 唐揚げやフライドポテト、デザートなどの脂質の多いものは、シェアするなどして量を調整しましょう。
脂質が控えめなおすすめおつまみ

飲み物の選び方

  • 寛解期でもアルコールや冷たいものは控えめに。 ※炭酸飲料や飲酒については、患者さんによって下痢を誘発する場合もあるため、医師に相談しましょう。
  • 水や温かいお茶などをこまめにとって、水分補給を忘れずに。

食べ方の工夫

  • 周りのペースに無理に合わせずに自分のペースを守って、一度にたくさん食べず、少量をゆっくりよく噛んで食べましょう。
脂質が控えめなおすすめおつまみ

参考文献:
難治性炎症性腸管障害に関する調査研究(鈴木班):炎症性腸疾患患者さんの食事について Q&A

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