注目の指標「EPA/AA比」とは?
EPA/AA比は、EPAとアラキドン酸(AA)の比のことで、EPA/AA比が低いと、動脈硬化に関連する病気が起こりやすいことが知られているよ。



Nelson JR, et al: Postgrad Med. 2019; 131: 268-277

急性冠症候群という心臓の血管に関連する病気の患者さんの報告ではあるけれど、近年、血中のEPA/AA比が低下してきていることが報告されているよ。

- 対象
- 日本人急性冠症候群(ACS)患者889例
- 方法
- 血漿中EPA濃度、AA濃度をACSの疑いで入院した日に測定した。測定日で2011~2013年、2014~2016年、2017~2019年の3群に分類し、EPA/AA比を比較した。