日々の食事を楽らくコラム
潰瘍性大腸炎患者さんのための
大事なイベント前の
体調管理のポイント
春は、受験、卒業式や入社式などの行事が多く、
その日にむけて体調をしっかりと整えたいという方も多いのではないでしょうか。
また、旅行などのイベントをおもいっきり楽しむためにも体調はとても大切です。
ここでは大事なイベント前の体調管理のポイントについてお伝えします。
食習慣からできる
体調管理のポイント

食事は1日3回にわけて量を均等にとる
一度に多く食べると腸への負担にもつながるため、3回にわけて均等にとるようにします。昼食と夕食の間が空いてしまう場合は間食を取り入れるのもおすすめです。
夜間は腸管の活動が活発になるので、イベント前や体調不良のときは、夕食の量をいつもより減らすのもひとつの手です。

夜遅い時間の食事を控える
夜遅い時間にたくさん食べてしまうことで、朝食が食べられないということを避けるために、夕食が遅くなる場合は、おにぎりなど炭水化物を夕方に先に食べて、夕食は脂質の少ないおかず中心に食べるようにします。

消化しやすい食事にする
イベント前などには、消化に負担のかかる脂っこい料理は控えめにして、豆腐、白身魚、鶏むね肉など低脂質のたんぱく質を中心とした食事がおすすめです。
生活習慣からできる
体調管理のポイント

睡眠をしっかりとる
睡眠時間が十分でないと、体にストレスがかかり、腸の炎症の悪化に影響するかもしれません。また、朝食をぬくことにもつながりかねないので、しっかりと睡眠時間を確保しましょう。

ストレスのケア
不安やストレスは潰瘍性大腸炎の再燃につながることもあるため※1、軽いストレッチや深呼吸で緊張を和らげたりと、リラックスできる時間を設けて、ストレスケアを取り入れることも大切です。
参考文献:難治性炎症性腸管障害に関する調査研究 (鈴木班):炎症性腸疾患患者さんの食事についてQ&A P12,P18
※1:Sauk JS, et al.: Clin Gastroenterol Hepatol. 2023; 21(3): 741-749. e3.




