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マテリアリティ

マテリアリティ(重要課題)

持田製薬グループは、製薬企業としての価値の提供に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献するために、サステナビリティに関する基本方針を策定しています。
サステナビリティを巡る課題への対応を重要な経営課題として認識し、持続的な企業価値向上に向けて、当社グループが優先的に対応すべき重要な事項をマテリアリティ(重要課題)として特定しました。

マテリアリティの特定

持田製薬グループのマテリアリティは、「社会にとっての重要性」と「当社グループにとっての重要性」の2軸で評価し、「人財育成」、「コンプライアンス」、「ニーズを満たす特色ある製品の創出」、「高品質な医薬品の安定供給」、および「適切な価値ある情報提供」を特定しました。

マテリアリティの特定プロセス

各種原則やガイドラインを参照し、以下のプロセスでマテリアリティの特定を行いました。今後も社会の変化に柔軟に対応しながら適宜マテリアリティの見直しを図っていく考えです。

【Step1】課題の抽出

各種原則やガイドライン(SDGs、GRIインデックス、ISO26000等)を踏まえ、課題候補を広く抽出

【Step2】課題候補の整理

抽出した課題について、「社会にとっての重要性」と「当社グループにとっての重要性」の2軸でマッピングし、重要性の高い項目を絞り込み

【Step3】マテリアリティの特定

整理した内容について、取締役会やサステナビリティ委員会をはじめとする社内での議論を経て、当社グループのマテリアリティとして特定

5つのマテリアリティ

持田製薬グループの5つのマテリアリティのうち、「人財育成」、「コンプライアンス」については経営基盤を支える重要な課題として、「ニーズを満たす特色ある製品の創出」、「高品質な医薬品の安定供給」、「適切な価値ある情報提供」については事業に関わる重要な課題として、それぞれ取り組みます。

経営基盤を支える重要な課題

  • 企業の価値創造を支える大きな原動力は「人財」であるとの考えから、社員一人一人が能力を最大限発揮し、成長できる会社、職場づくりを進めていきます。
  • 「コンプライアンス」は企業存続の絶対条件であり、推進していきます。

【経営基盤を支えるマテリアリティ】

マテリアリティ 目標 主な取り組み
人財育成 イノベーションの創出と生産性向上を加速する人財を育成する
  • パフォーマンス向上のための能力開発支援
  • イノベーションをけん引する人財育成のための研修・教育
  • チャレンジできる働き方の実現に向けた人事制度の改定
  • 女性の健康や活躍を支援する取り組みの実施
コンプライアンス 組織のコンプライアンス意識の更なる向上を図る
  • コンプライアンス研修の実施
  • 通報・相談窓口の運用

事業に関わる重要な課題

  • 多様化する医療・健康ニーズを事業機会と捉え、事業環境の変化にも対応しながら、「ニーズを満たす特色ある製品の創出」に継続して取り組んでいきます。
  • 「高品質な医薬品の安定供給」「適切な価値ある情報提供」を行うことによって、人類の健康・福祉に貢献し、企業価値の向上を図っていきます。

【事業に関わるマテリアリティ】

マテリアリティ 目標 主な取り組み
ニーズを満たす特色ある製品の創出 先見的特色ある製品を創出し、多様化する医療・健康ニーズを満たす
  • 新規モダリティへの取り組み
    • 研究開発プロジェクトの推進
    • サイエンス&テクノロジーの基盤構築
  • オープンイノベーションの積極活用
高品質な医薬品の安定供給 製品の品質管理を適切に推進するとともに、安定供給に努める
  • サプライチェーンマネジメントの推進
  • 製造現場における安定稼働の推進
  • 信頼性保証体制の維持・強化
適切な価値ある情報提供 医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドラインを遵守し、価値ある情報提供を行う
  • リアルとデジタルのチャネルミックスによる有用性の高い医薬情報提供の実施
  • 販売情報提供活動に係る監督・モニタリングの実施
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