どんなお薬ですか?
先行バイオ医薬品「テリパラチド(遺伝子組換え)」のバイオシミラーとして、国内で初めて承認されたお薬です。
骨粗しょう症の治療薬として「テリパラチド(遺伝子組換え)」というバイオ医薬品が広く使用されています。「テリパラチド(遺伝子組換え)」は、骨折の危険性の高い骨粗鬆症の患者さん注)に対して、骨密度を増やす効果が期待できるお薬です。
テリパラチドBS皮下注キット600μg「モチダ」は、この「テリパラチド(遺伝子組換え)」のバイオシミラーとして、国内で初めて承認されたお薬です。
さまざまな試験を行った結果、先行バイオ医薬品と安全性や効果、品質が同等/同質であることが確認されています。
注)骨密度が著しく低い患者さん、骨折した経験がある患者さん、高齢の患者さん、家族に太ももの付け根を骨折した方がいる患者さんなど
バイオシミラーの臨床試験の流れ
お薬の血中濃度や作用を比較する
臨床試験*
効果を比較する臨床試験
安全性を確認する臨床試験
同等性/同質性の確認
申請・承認
製造販売後調査
*血中濃度や作用を比較する臨床試験で効果の同等性/同質性が確認された場合には、効果を比較する目的の臨床試験は省略することが可能です。
「薬食審査発第0304007号 平成21年3月4日 バイオ後続品の品質・安全性・有効性確保の為の指針」より作図