体験談:20代OL 2

→一人で悩んでいた時の症状

仕事の忙しさに比例して月経痛と出血もひどくなっていきました。10代の頃はほとんど月経痛もなかったことから、接客業の不規則な生活に加え、外食ばかりで栄養も偏りがちで、ストレスもあるのかなと思っていました。けれど、鎮痛薬を飲んでも耐えられないほどの痛みと大きな夜用ナプキンでも足りないほどの出血が月経の度に続いて、次第に自分は病気なのではないか…という不安が大きくなっていきました。

→治療のキッカケ

あまりの痛さにお手洗いでうずくまっていたところに、先輩が居合わせました。未婚だった私は産婦人科へ行くということに大きな抵抗があったのですが、同じような悩みを持っている妹さんが身近にいた先輩が労りの言葉をかけてくれ、健診の大切さを諭してくれました。仕事は代わってあげることはできるけれど、身体は誰も代わってあげられないという言葉に後押しされ、受診することにしました。

→コントロール方法

診察の結果、クリニックの先生から卵巣チョコレート嚢胞(のうほう)が大きく、腹腔鏡手術を勧められました。手術の言葉に不安ばかりが先行しましたが、先生が家族を交えてていねいに説明してくださったので、安心しました。

→改善されたQOL(日常生活)

腹腔鏡手術は入院期間も短く、また身体への負担も思う以上に軽かったため職場に早く復帰することができました。先輩や上司の理解もあり、徐々に仕事を開始することができ、とても感謝しています。月経が再開してからは、月経痛がかなり軽減されとても嬉しかったです。
また健康についても考え、規則正しい生活とバランスのよい食生活を心がけるようになりました。
この病気とは長く付き合っていかないといけませんが、信頼できる先生にも出会え、前向きな気持ちで毎日を楽しんでいます。

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「痛み」には相談方法があります。「痛みノート」をつけましょう!

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