体験談:高校生

→一人で悩んでいた時の症状

小学校4年生で初経を迎え、中学時代は月経痛もあまり気にならなかったのですが、高校に入ってから、どんどん痛みがひどく、通学電車の中で倒れてしまうこともありました。毎月のように学校に遅刻するので、先生には叱られるし、何とか学校にたどりついても授業に集中できません。中間テストの結果も最悪で、ついに親が学校に呼び出されてしまいました。

→治療のキッカケ

母が担任の先生と面談し、毎月同じ時期に体調が悪くなることに気づきました。それで、母が子宮がん検診を受けている産婦人科に連れていってもらったのです。初めてのことで、とても不安だったのですが、親切な女医さんだったので、診察もスムーズでした。

→コントロール方法(※親の理解)

内診と超音波検査を受けて、子宮内膜症の可能性もあるといわれたのですが、とりあえず鎮痛薬で様子を見ることになりました。母が「女だから月経痛は我慢して当たり前だなんて古い考えよ。痛いときは素直に伝えてね」と言ってくれて、肩の力が抜けました。

→改善されたQOL(日常生活)

薬は体によくないと思っていたけれど、痛みを我慢することのほうが体に悪いことがわかり、毎月月経が始まりそうなときから、早めに朝晩、鎮痛薬を飲むようにしました。すると、あの激痛がやわらいで、学校に遅刻することもなくなり、勉強に集中できるようになりました。

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「痛み」には相談方法があります。「痛みノート」をつけましょう!

マンガ よくわかる!子宮内膜症

痛みを知って上手に付き合うために

ドクターズボイス〜子宮内膜症で悩んでいる方へ〜

(福)恩賜財団母子愛育会 総合母子保健センター 愛育病院 百枝先生に聞く!「子宮内膜症」

鳥取大学 原田先生に聞く!「子宮内膜症の治療」