体験談:40代主婦 1

→独りで悩んでいた時の症状

30歳のとき子宮内膜症で手術を受けましたが、妊娠、出産のあとは症状もなく、2人目の子どもが高校に入るまで健康でした。もう、そろそろ更年期と思った頃に、月経痛がひどくなりました。あと少しで閉経も近いので、少しの我慢と思ったのですが、月経量も多く、外出が億劫になるほどつらい毎日でした。

→治療のキッカケ

閉経も近いのに、手術を受けるのは気が進まないけれど、月経量が多く、貧血で倒れることが続いたので、産婦人科に行きました。閉経すれば、もう病院に行かなくてすむと思っていたので、「またか」と気が重くなりましたが、閉経後も子宮がん検診は受けなければならないこともわかり、やはり相談に行ってよかったと思いました。

→コントロール方法

30代で手術を受けた経験から、二度目の手術は嫌だなと思っていたので、最初から「手術は受けたくない」と言いました。すると、まずは薬で月経を止めて様子を見ましょうといわれ、点鼻のGnRHアナログ製剤を処方されました。4週間に一度の注射もあると聞いたのですが、点鼻だと副作用が出た場合すぐに中止や減量などの対応ができるので、点鼻を選択しました。

→改善されたQOL

GnRHアナログ製剤を服用中、薬の効果で月経そのものがなくなったので、貧血で倒れることもなく、外出が自由になり友達との食事の約束もできるようになりました。副作用として更年期様の顔のほてりなどがありましたが、年齢的にも、友達と挨拶代わりに更年期症状の話をする世代なので、自分だけがつらいと思うこともありませんでした。

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「痛み」には相談方法があります。「痛みノート」をつけましょう!

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