学生時代はそうでもなかったのに、就職してから、だんだん月経痛がひどくなってきました。会社は残業もないので何とか仕事はこなすのですが、問題はアフター5。デートの約束があっても、お腹が痛くて楽しめず、恋人との関係もギクシャクしてきました。体調が悪い日は、一刻も早く家に帰ってベッドに横になりたいのに、彼からは「僕と会いたくないの」などと問い詰められ、自分でも何が何だかわからなくなっていました。
行きつけの美容院でファッション誌をめくっていたら、子宮内膜症の特集が載っていました。その体験談を読むと、まさに自分にそっくり。悩んでいたのは自分だけじゃなかったとわかり、雑誌で紹介されていたレディースクリニックに行ってみることにしました。
雑誌で読んだことや彼とのことも聞いてもらい、低用量卵胞ホルモン・黄体ホルモン配合製剤を勧められました。飲み方によって出血の日を何日かずらすこともできると聞いて、うれしくなりました。彼に病気のことを話すと、「今まで具合が悪かったのに、不機嫌なのかと誤解してごめん」と謝ってくれました。
彼が体のことをいたわってくれるようになったので、ストレスもなくなり、薬の効果もあって月経痛はほとんどなくなりました。しかも、月経の日がいつくるかわかるので、毎月のスケジュールを立てやすくなりました。