ヒト乳頭腫ウイルス（ヒトパピローマウイルス：HPV）の感染による性感染症（STD）の一種で、性器や肛門のまわりの皮膚や粘膜の表面にイボができる病気です。

白、淡紅色（ピンク色）、褐色（黒っぽい茶色）、黒色などで、形はさまざまですが、イボは乳頭状（乳首のような形）のほか、ニワトリのトサカやカリフラワーのような状態になることもあります。イボの詳細な形状については、こちらをご覧ください。

男女ともに、性器や肛門のまわりです。性交時に性器がふれたりすれたりする場所にできます。イボができる詳細な場所については、こちらをご覧ください。

感染してからイボが確認できるようになるまでに3週間から8ヵ月（平均2.8ヵ月）かかります。

ほとんど自覚症状はありませんが、かゆみや痛みを感じることがあります。

人によっては、イボの数が増え、患部の面積が広がることもあります。放置した場合のリスクについては、こちらをご覧ください。

HPVというウイルスによってひきおこされます。180種類以上の型があるといわれていますが、尖圭コンジローマの原因となるのは、その一部です。ウイルスについての詳細な情報は、こちらをご覧ください。

20代の男女にもっとも多くみられます。詳しい情報は、こちらをご覧ください。