尖圭コンジローマの治療には、手術と塗り薬があります
尖圭コンジローマの治療
尖圭コンジローマの治療は、「薬による治療法」と「外科的な治療法」の大きく2つに分かれます。イボの場所や症状に応じて、よくお医者さんと相談し、治療法を決めてください。ここでは健康保険の適応される治療法をご紹介いたします。
尖圭コンジローマは見えているイボがなくなったとしても、ウイルスが残っていることがあるため、再発を繰り返し、治療が長引く場合があります。もし再発しても根気よく病院に通い、治療を続けることが大切です。
薬による治療法
ウイルスの増殖を抑制する作用や、免疫能を高めウイルスに感染した細胞を障害する作用をもつ塗り薬による治療法です。
塗り薬は病医院で処方してもらい、自分でイボに薬を塗って治療することができます。
外科的な治療法
いずれも外来あるいは日帰り入院で行われます。
- ①凍結療法(とうけつりょうほう)
麻酔はせずにイボを液体窒素で何回か凍らせて取り除く治療法です。 - ②レーザー蒸散(れーざーじょうさん)
イボの周囲に麻酔をして、レーザー光線で取り除く治療法です。 - ③切除術(せつじょじゅつ)
イボの周囲に麻酔をして、電気メス(電気焼灼)やハサミなどで切除する治療法です。
治療の費用について
尖圭コンジローマの治療にかかる費用は、症状や治療法によって大きく異なります。
目安としては数千円から数万円の範囲です。
受診の際に、どの方法で治療するのか、保険は使えるのか、費用はどの程度か、を聞き、納得して治療法を選ぶことが大切です。