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子宮内膜症が多く発生する場所はどこですか?
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子宮内膜症が、もっとも多く見られるのは、腹膜、卵巣、子宮と直腸の間のくぼみ(ダグラス窩)といった骨盤内ですが、ごくまれに、肺など遠く離れた臓器にできる場合もあります。
子宮内膜症の中でも、卵巣の中に発生して、卵巣内に古い血液がたまったものを卵巣チョコレート嚢胞(のうほう)とよびます。
卵巣チョコレート嚢胞がある場合は、ときに腹膜炎を起こして緊急手術が必要になったり、稀に悪性化が見られたという報告もあります。卵巣チョコレート嚢胞があることがわかったら、必ず定期的に検査を受けましょう。
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