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ケアに役立つココダケのハナシケアに役立つココダケのハナシ

2024.03.19

便秘で受診したら、どんな診察や検査が待ってるの?のタイトル画像 医師と話している画像

思い切って「お医者さんに相談してみよう」と思っても、いざ実際に受診するとき、具体的にどんな診察や検査が行われるのか、やっぱりちょっと気になりますよね。

便秘の相談は、一般内科や消化器内科、胃腸科、肛門科などが一般的な窓口となりますが、近年では「便秘外来」などの専門外来を設けている医療機関も少しずつ増えています。

受診すると、通常まずは、排便に関する問診が行われます。事前に問診票に記入する場合もあります。問診では、排便の頻度、便の性状、排便に関する不快な症状(残便感やいきみの強さなど)の有無、食事や運動習慣、排便習慣、病歴(既往歴)や家族の病歴のほか、今飲んでいるお薬・サプリメントなどについての確認が行われます。

診察室で行われる検査として、お腹の様子を知るための腹部の聴診、触診や打診(お腹を触ったり軽く叩いたりして状態を確かめる検査)のほか、超音波(エコー)検査などが行われることもあります。

そのほか、必要に応じてX線検査、大腸内視鏡検査などが行われることもあります。大腸内視鏡検査は、肛門から内視鏡を挿入し、大腸の中の様子をモニターに映して、病変の有無などを直接確認する検査です。ただし、絶食などの事前の準備が必要なので、初めて受診したその日に行われることは通常ありません。必要に応じて別の日が設定されたり、検査設備のある他の医療機関を紹介される場合もあります。

こうした診察や検査から、医師は便秘の状態や原因を判断し、患者さんと話し合いながら、治療方針を決めていきます。

「便秘での受診」が、少しイメージできたでしょうか? 医療機関によっては、女性医師が診察を担当していることもあります。ウェブサイトなどで確認し、受診しやすい医療機関を探してみましょう。

※ここに記した診察内容や検査は一般的な例です。このほかにも個々の患者さんの訴えや症状に応じた診察・検査が行われることがあります。心配があれば受診を検討している医療機関に直接確認してみましょう。

〈参考文献〉 1)中島淳 編:すべての臨床医が知っておきたい便秘の診かた.羊土社,2022.P12-46.

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