よくある質問

体調不良の内容が副作用であると考えられる場合には、オンボー^®による治療を中止、またはその日の投与を延期することを考慮する必要があります。どのように体調が悪いのか、それはいつ頃からなのか、などを主治医にお伝えください。

潰瘍性大腸炎は症状が悪化する「活動期」と症状が落ち着いている「寛解期」を繰り返しながら、長くつきあっていく病気です。病状に応じた治療が必要であり、症状の変化によって治療も変わります。症状の悪化など、気になることがある場合には、すぐに主治医に相談しましょう。

オンボー^®は潰瘍性大腸炎を完治させる薬ではないため、治療を中止すると、治療によって抑えられていた症状があらわれる可能性があります。オンボー^®による治療中止を検討する場合は自己判断で中止せず、主治医と一緒によく話し合ってください。

他の医療機関を受診する場合には、オンボー^®による治療をしていることを、医師または薬剤師にお伝えください。

オンボー^®による治療を開始する直前や治療中には、BCG、麻しん、風しん、おたふくかぜ、みずぼうそうなどの生ワクチンの接種は避けてください。生ワクチン以外のワクチンについては、接種の制限はされていません。新型コロナウイルス感染症（COVID-19）のワクチン接種も可能ですが、ワクチン接種後にオンボー^®を投与するまでに、どのくらい期間を空ければよいかについては、患者さんの体調によりますので、ワクチン接種前に主治医に相談するようにしてください。

症状が落ち着いている「寛解期」であれば、問題ないことが多いでしょう。現在の体調、旅行のスケジュールを含めて主治医に相談してください。ただし、海外旅行に行く場合は、生水は飲まない、マラリアなどの感染症が流行している地域は避けるなど、一般的な注意は心がけましょう。また、ゆとりのあるスケジュールを組んで疲労をためすぎないようにしてください。