「産後の便秘」が
長引いて
36歳女性・主婦Nさん
便秘に悩み始めたのはいつごろ？
32歳のときに長女を妊娠・出産したのですが、産後、慣れない子どもの世話に追われ、自分の生活は二の次になるなかで、気がついたらひどい便秘になっていました。妊娠中は便秘になりやすいと聞いていましたが、産後も便秘が続くのだろうか？と不安でした。かといって、せわしない日々のなかで誰にも相談できずにいました。
受診のきっかけは？
ママ友と話していたときに、たまたま、同じように産後の便秘に悩んでいた方が、近所の消化器内科の先生に診てもらって良くなったと聞きました。そのころ、ますます便秘がひどくなり、痔のような症状もあったものの、まだ授乳をしていたので、市販の便秘薬を自己判断で使うのもためらわれ、思い切って私も受診してみることにしました。
受診してみて変わった？
妊娠中だけでなく産後も、ホルモンの影響や、不規則になりがちな生活のために便秘が起こりやすいことを知りました。授乳中なので、水分摂取がいつもより多めに必要と言われ、盲点だったと思いました。便意を我慢しないでトイレに行けるよう家族に協力を求めることなどをアドバイスいただき、授乳中でも赤ちゃんに影響する可能性の低いお薬を出していただいて、少しずつ楽になりました。
産後、便秘で悩んでいる方は多いと思います。便秘で受診なんて……と思っていましたが、先生に話を聞いてもらうだけでも気持ちが軽くなりました。悩みが深くなる前に相談！ が大切だと思いました。
