日光角化症の治療について治療方法
日光角化症の治療には、クリームや軟膏などの「薬による治療法」と手術での切除あるいは液体窒素で凍結する「外科的な治療法」の大きく2つに分類されます。
薬による治療法(ぬり薬)
クリームや軟膏などのぬり薬があります(病変の大きさと個数の目安:小~大、多い場合も可1))。
- 1日1回、週3回、自分で患部*に直接ぬる治療法
*顔や頭部(髪の毛のない部分)に限る。 - 1日1~2回ぬった後、ラップ類でおおう治療法(密封包帯療法)

外科的な治療法
手術での切除あるいは液体窒素による凍結などの治療法があります(病変の大きさと個数の目安:小~中、数個程度まで1))。
- 凍結療法:液体窒素をひたした綿棒などを患部に押し付けて凍結、壊死させて除去する治療法
- 外科切除:局所麻酔を行い、患部をメスで切除する治療法

文献
1)斎田俊明:Skin Cancer 25(2), 214-231(2010)