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アダリムマブBS「MA」による
治療を受けられる方へ

「自己注射」の方法

アダリムマブBS「MA」は皮下注射で投与する薬剤で、
通院での投与の他、「自己注射」も選択できます。

投与方法

2週間に1回皮下注射で投与します。
投与する薬剤の量は、疾患の種類や患者さんの状態などによって異なり、主治医が決定します。

注射部位

腹部(おなか)、大腿部(太もも)、上腕部〔うしろ側〕、のいずれかの部位を選んで注射します。

注射部位

自己注射について

最初は通院で投与を開始します。その後、自己注射を希望される場合は、通院期間中に主治医から説明を受け、自己注射のトレーニングを行います。正しく安全に行うことができると主治医が判断したあと、自己注射を開始します。なお、患者さんご本人による注射が難しい場合は、代わりにご家族がトレーニングを受けて、自宅で注射することもできます。いったん自己注射を開始しても、患者さんのご希望や主治医の判断によって、通院による注射に戻すこともあります。

自己注射方法(ペン製剤) 例.腹部投与

自己注射方法①

ペンのキャップをはずし、ペンの皮膚密着面を消毒した皮膚に直角に密着させる。

※皮下脂肪の少ない患者さんなどでは、皮膚を軽くつまんで注射する場合もあります。

自己注射方法②

ペンを押し込んで黄色の先端が十分に押し込まれた状態にする。「カチッ」と音がなると注射が始まるので、そのまま約10秒間待つ。

自己注射方法③

薬液表示部の色が変わったら、ペンを直角に離し、アルコール綿で注射部位を約5秒押さえる。

自己注射の詳しい方法はこちらをご覧ください。

自己注射方法(シリンジ製剤) 例.腹部投与

補助具を使用しない場合
自己注射方法①

消毒した部位の皮膚を軽くつまみ、注射針をすばやくまっすぐ刺す。

自己注射方法②

ゆっくりと内筒を最後まで押しきって薬液を注射する。

自己注射方法③

注射針をまっすぐ抜き、アルコール綿で注射した部位を約5秒押さえる。

補助具を使用する場合注射の補助具(必要に応じてご使用ください)
レバーが開いている状態

レバーが開いている状態
(シリンジがセットされてない状態)

補助具にシリンジをセットした場合

補助具にシリンジをセットした場合

  • 補助具を使うことで針キャップを安全にまっすぐはずすことができます。
  • 注射の際にシリンジを固定することができます。
  • 注射する際に針が入る深さを一定にすることができます。
自己注射方法①

消毒した部位の皮膚を軽くつまみ、注射針をすばやくまっすぐ刺す。

自己注射方法②

しっかり補助具を持ち、ゆっくりと内筒を最後まで押しきって薬液を注射する。

自己注射方法③

注射針をまっすぐ抜き、アルコール綿で注射した部位を約5秒押さえる。

自己注射の詳しい方法はこちらをご覧ください。