持田製薬株式会社

監修:信州大学名誉教授 斎田 俊明 先生

日光角化症の症状

紅斑(こうはん)型

紅斑(こうはん)型

紅斑(こうはん)型

●もっとも多く見られる症例が写真の「紅斑型」と呼ばれるタイプです。
紅色の病変で、表面にはカサカサしたウロコ状のものやかさぶたが見られます。

色素沈着(しきそちんちゃく)型

色素沈着(しきそちんちゃく)型

●淡い褐色~濃い褐色のまだら状のことが多く、やや盛り上がることもあります。

疣状(ゆうじょう)型

疣状(ゆうじょう)型

●皮膚の表面が角化し、イボのような皮疹が見られます。
角化した皮膚のまわりは、紅色になっていることが多いです。

ほかの皮膚病が似たような症状を呈することもあります。
疑わしい病変は皮膚科医に見分けてもらいましょう。

文献

斎田俊明:Skin Cancer 25(2), 214-231(2010)