シミと皮膚の病気

日光黒子

黒褐色のシミとして見られ、大きさはさまざまです。中年以降の方の顔などによく見られる良性の病変です。

脂漏性角化症

黒褐色の盛り上がった病変で、表面が少しざらついています。良性の病変で、中年以降の方の頭頸部などに多発します。

日光角化症

高齢者の顔や頭など、日光がよくあたる部位に見られ、多発することもあります。1～2cm程度の大きさで、表面が少しカサカサした淡紅色～濃い褐色の病変として見られます。

メラノーマ

メラニン色素を産生する細胞のがんで、黒褐色のシミやシコリとして見られます。悪性度が高く、転移しやすい怖いがんです。

基底細胞がん

高齢者の頭頸部に生じ、局所では無制限に増殖しますが、転移を生じることはほとんどありません。青黒色の病変で、表面が平滑なことが特徴です。