スプレキュアMP皮下注用1.8:おくすりの使用方法

→スプレキュアMP皮下注用1.8を正しく受けましょう

薬には効果だけでなく副作用があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 スプレキュアMP皮下注用1.8
【主成分】ブセレリン酢酸塩(Buserelin acetate)
【剤形】DCS前室:白色 凍結乾燥物
DCS後室:無色澄明 懸濁用液

→この薬の作用と効果について

注射は4週間に1回です。第1回目の注射は生理のはじまった1〜5日目に行います。皮下に注射後1〜2週間で性ホルモンの分泌を抑え始め、以降使用を継続することで性ホルモンの分泌を抑えます。
通常、女性ホルモンに依存する子宮内膜症や子宮筋腫の治療に用いられます。

→次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 診断のつかない異常性器出血がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)

→注射後について

  • 注射部位をもまないようにしてください。
  • 注射部位にしこりや違和感を感じることがあります。もし気になる場合は担当の医師に伝えてください

→生活上の注意

のみ薬(経口避妊薬、ピル)以外の方法で避妊して下さい。

  • おくすりについて

「痛み」には相談方法があります。「痛みノート」をつけましょう!

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