持田製薬が社内で実施している
「Women’s Health」
「女性活躍推進」等に
関する取り組みを紹介します。
持田製薬では、社員の健康増進とヘルスリテラシー向上を目的とした「みんなのWellnessセミナー」を開催しています。
第1回となる今回は「生理や婦人科疾患」をテーマに、丸の内の森レディースクリニック 院長の宋 美玄(ソン ミヒョン)先生をお迎えし、本社会場とオンラインのハイブリッド形式で開催し、持田製薬グループ社員の219名が参加しました。
取材実施:2026年7月
生理(月経)に伴う不調や婦人科疾患は、多くの女性が経験する身近な健康課題でありながら、“職場では相談しにくい”、 “周囲がどのように理解し対応すればよいかわからない”という課題もあります。
また、持田製薬グループには、研究、開発、製造、営業、コーポレート部門など、さまざまな分野で活躍する社員が在籍していますが、製薬会社であっても、業務の中で疾患や医療に関する情報に触れる機会が少ない社員もいます。
本セミナーは生理や婦人科疾患に対する理解を深めてもらうとともに、悩みをもつ女性社員だけでなく、社員全体のヘルスリテラシーの向上を図ることや、相互理解や適切なコミュニケーションにつなげることを目的として企画しました。
セミナーでは前半に宋先生より 「現役婦人科医が語る! 知っておくべき婦人科疾患のキホン」と題して、女性の健康に関する基礎知識についてご講演いただきました。
生理のしくみや生理に伴う不調や婦人科疾患、妊娠に向けた準備(妊活)などについて、日常生活や仕事などの身近な話題を交えながら、わかりやすくご説明いただき、また、女性特有の健康課題を正しく理解し、気になる症状がある場合には婦人科を受診することの重要性についても、先生の実際の診療経験を交えながらお話しいただきました。
質疑応答では、「婦人科を受診するほどではないかもしれないが、生理に関する不調が続いている場合はどうしたらよいか」といった健康面での相談や、「娘の生理に伴う不調にどのように対応したらよいか」といった家族との関わり方に関する質問が寄せられました。
宋先生からは、症状が気になる場合には婦人科を受診することも一つの選択肢であることや、リラックスできる時間を意識的に設けることなど、日常生活の中で実践できるセルフケアについてもアドバイスをいただきました。
後半では、「宋先生にご相談! ~それぞれの立場で考える働きやすさとは~」と題し、事前アンケートで寄せられた職場でのコミュニケーションに関する悩みについて、宋先生にお答えいただきました。
相談内容は、「女性特有の健康課題を抱える部下に対して、どこまで踏み込んでよいかわからない」「体調が悪そうな社員への声のかけ方に悩む」「生理に関する話題をオープンに話すことへの配慮はどの程度必要か」といった、よくある“管理職や同僚としての関わり方”に関するものが寄せられました。宋先生からは、症状や疾患そのものについて詳しく尋ねるのではなく、まずは相手を気遣う姿勢を示すことが大切であり、日頃から信頼関係を築くコミュニケーションとして「つらそうだけれど大丈夫?」「必要であれば医療機関を受診してみたら?」といった声かけを行うことも重要とご説明いただきました。
また、不調を抱える側も「体調が悪い」という相談に留まらず、「このような配慮をしてほしい」「このように対応してもらえると助かる」といった具体的な要望を併せて伝えることで、より円滑なコミュニケーションにつながるとのアドバイスをいただきました。
参加者にとって、女性の健康課題への理解を深めるだけでなく、誰もが働きやすい職場づくりに向けたコミュニケーションについて考える機会となりました。
参加者の職種や年代は幅広く、女性の健康に関わるテーマでありながら、性別や立場を問わず多くの社員が関心を寄せていました。セミナー終了後に実施したアンケートでは、大変満足73%、やや満足26%と、ほとんどの参加者に満足いただけた様子でした。
持田製薬では、医療や健康に携わる企業として、社外への疾患啓発活動だけでなく、社員自身のヘルスリテラシー向上にも取り組んでいます。「みんなのWellnessセミナー」は、社員が健康について学び、理解を深めるための継続的な取り組みとして、今後もさまざまなテーマで開催していく予定です。
社員一人ひとりが活躍できる環境づくりを目指し、今後も健康増進に資する取り組みを推進してまいります。