持田製薬が社内で実施している
「Women’s Health」
「女性活躍推進」等に
関する取り組みを紹介します。
持田製薬では、「女性が働きやすい職場づくり」の実現を目指し、『生理痛体験研修』を実施しています。生理痛を疑似体験することで、女性特有の生理の痛みやつらさについて知り、職場での配慮やコミュニケーションのあり方について考えるきっかけとすることを目的としています。
研修は株式会社リンケージの協力のもと実施しました。
研修ではまず、生理痛に悩む女性の現状について講義を受けた後、生理痛を再現する専用デバイスを使用した痛みを疑似体験します。その後、グループに分かれて、生理痛を抱える社員に対する配慮や、職場に求められる制度・風土、そして日々のコミュニケーションについて意見交換を行いました。
2025年1月から、経営層・管理職・一般社員を対象として部署ごとに実施し、これまでに累計200名以上が参加しています。
女性が働く環境を考える上で、女性特有の健康課題に対する理解と、思いやりのあるコミュニケーションは欠かせません。
研修を通じて得た気づきを共有することで、普段はなかなか話題にしづらいテーマにも自然と議論が広がり、理解を深める時間となりました。
研修参加者に対して実施したアンケートでは、職場における生理痛への対応について、次のような傾向が見られました。
まず、ほとんどの人が、つらそうにしている同僚を気にはかけているものの、生理というデリケートな問題であるため対応に苦慮している実態が明らかになりました。特に男性では、半数近くが「声をかけない」と回答しました。一方で女性は、「声をかける」「休むようにうながす」などの行動をとる人が合わせて90%以上となり、対応に差がみられました。
職場においてあなたの周りに
生理痛やPMS(月経前症候群)
と思われる症状で
辛そうに
している方にどのように
対応していますか?
そのような方への対応や
コミュニケーションで
困っていることはありますか?
また、実際に生理の痛みを体験したところ、全体の77%の人が「研修前に想像していた痛みよりも痛かった」と回答しました。
一方、女性参加者に限ると「想像以上に痛かった」と答えた人は24%にとどまり、女性の中には、今回のデバイスで再現された痛み以上の生理痛を日常的に抱えている人が多い可能性も示唆されました。
生理痛体験の痛みは、研修前に想像していた痛みと比べて痛かったですか?
今回、参加者の多くから、研修を通じてあたらめて生理痛について考えることを有意義に感じた、との声が寄せられました。
男性参加者からは、次のような感想が寄せられました。
「生理痛を疑似体験することで、女性の目線に少しでも近づくことができ、理解が深まりました。」
「生理痛を抱える女性の就業上の問題点が浮き彫りになり、女性への対応を深く考えるきっかけになりました。」
「今回体験できたことはほんの少しですが、女性の痛みや困りごとを知ることができました。」
また、女性参加者からは、
「男性社員の痛みへの反応が予想以上に大きく、研修を通じて気づきが多く得られたと感じます。」
「男性だけでなく、月経痛がない(または軽い)女性にとっても痛みを知る良い機会になると思います。このような体験ができることを知れて、とても勉強になりました。」
といった声が聞かれました。
今回の研修を受講した感想を
教えてください。
研修で学んだことは、
今後の業務・職場環境の改善に活用できそうですか?
生理は見えにくく、話題にしづらい悩みでもあります。研修では、あえてこのテーマを取り上げたことで、普段は口にできなかった思いや不安を共有する機会になりました。今回は生理痛がテーマでしたが、体調不良は性別を問わず誰にでも起こり得るものです。普段のコミュニケーションの中でちょっとした悩みを伝えやすくすること、そしてお互いにほんの少し気遣うことで、誰もが安心して働ける環境や風土につながっていくと私たちは考えています。
持田製薬では、社員一人ひとりが健康で自分らしく活躍できる環境を育むため、継続的な支援と学びの機会を提供して参ります。