トレプロスト持続皮下投与療法マニュアル【追補版】
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注)上記手順④は、マニュアル32~33ページ、「7注入開始②注入開始を確認する」と同一手順です。注入開始を確認する2注入中画面が表示され、注入開始と同時にキーロックがかかり、が順次点灯し、とがとに変わることを確認します。緑色で点滅注入中にキーロックを解除した状態で30秒間放置し、「液晶ブラインド機能」が働くと、同時にキーロックがかかります。【注意】注入開始時にはポンプの動作音を確認することを心がけてください。残量設定時の注意❶ 残量設定時に、シリンジ内に実際に残っている液量を設定してください。理由:チューブ内を手動でプライミングした場合、シリンジに吸い取った液量からプライミングに使用した液量が減っています(下表参照)。更に、ポンプでプライミングした量も同様に減るので、それらを考慮し、最初にシリンジに吸い取った液量からプライミング量を差し引いて残量設定をしてください。❷ 残量設定値が実際の液量より多い場合、ポンプが「残量低下」アラームを作動させる前にシリンジ内の薬剤が空になる結果、「閉塞」アラームが鳴ります。❸ 残量設定がONのとき、薬液の残量が0.1mL以下および0.0mLになると、「ピピピッ」という音が鳴ります(残量低下アラーム)。残量設定が正確に行われていない場合、残量検出も正しく行われません。残量検出はここで入力した残量値をもとに、注入した量を引いて、検出しています。実際に残量が0.1mL以下あるいは0.0mLになった時に、残量低下を検出するのではなく、「残量設定にて入力した残量値-注入した量」が0.1mL以下あるいは0.0mLになった時に残量低下を検出します。チューブの長さチューブ内腔容量60 cm0.109 mL415

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