トレプロスト 持続皮下投与療法マニュアル TOP-8200R版
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56警報・警告が発生したときの処置警報名および表示警報音処 置名称:閉塞警報表示:動作インジケーターが赤く点滅します。ブザー音あり:警報音「ピ―――」が鳴動します。マナーモード:振動「ブー、ブー、ブー」を1分間隔で10回繰り返した後、警報音「ピ―――」が鳴動します。閉塞アラームが鳴った場合には、閉塞の原因を取り除く必要があります。閉塞の原因としては、シリンジ、チューブ、ポンプ、留置針の不具合や皮膚トラブルなどが考えられますので、添付の図1(閉塞アラームが鳴ったときのチェックポイント)、図2(閉塞アラームが鳴ったときの対処方法)および表1(閉塞アラームが鳴ったときに考えられる原因)を参考に、考えうる原因をチェックした上で、閉塞の原因を取り除いてください。それぞれの原因を確認し対処を行ってもアラームが鳴る場合には、ポンプの故障が考えられますので、在宅医療支援会社に連絡をしてください。● 警告チューブの折れ、針の詰まりなどによる閉塞が生じた場合、チューブの内圧が高くなっています。この状態で閉塞の原因を取り除くと、薬液が一時的に過大に注入されてしまいますので、留置針と接続部を外し、閉塞の原因を取り除いてください。警報が発生したとき※警報音はキーを押すことで消音できます。警報音を消しても、警報の原因が解除されていないと、2分後に再度警報音が発生します。※警報発生中は、「動作インジケーター」が赤く点滅します。※注入中に警報が発生すると、注入動作は停止します。

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