トレプロスト 持続皮下投与療法マニュアル TOP-8200R版
5/64

5 薬液の汚染や注射部位の感染予防のため、トレプロストの在宅持続皮下投与療法を行う際は、清潔な操作を心がけてください。清潔な操作を行うために、手洗いや作業台の消毒をていねいに行いましょう。また、薬液の調製やシリンジ、チューブおよび留置針の交換を行う際にも、常に清潔な操作に注意を払うようにしてください。清潔な操作を心がけましょう1トレプロストの取り扱いについては以下を守ってください。• 調製後は72時間以内に投与を終了してください。• 薬液交換時に、古い薬液に新しい薬液を追加しないでください。• トレプロストの薬剤ビンは複数回使用します。使い始めたビンは30日以内に使用してください。• 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光や湿気を避け、清潔な場所に保管してください。• 薬液が誤って皮膚についてしまった場合は、すぐに流水で十分に洗い流してください。異常がある場合には、医師に相談してください。薬剤の取り扱い2在宅療法で特に注意しなければならないこと作業頻度の目安3【注意】作業頻度は注入量によって異なりますので、必ず主治医に確認してください。薬液の調製とポンプおよびシリンジの交換3日に1回チューブおよび留置針の交換2~3日に1回

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る