トレプロスト持続皮下投与療法マニュアル
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6はじめに入院治療から在宅療法までの流れ トレプロストによる肺動脈性肺高血圧症の治療は長期に及びます。入院下で治療を行い、症状が安定した後に、自己投与方法のトレーニングを完了することにより、在宅療法に移行することができます。在宅医療支援会社のサポートの一例 在宅療法には、在宅医療支援会社によるサポートがあります。退院後、定期的に通院する在宅療法に切り替える患者自らがトレプロスト持続皮下投与の自己管理が十分に可能で在宅療法が可能な状態にあると主治医が判断清潔な操作、薬液の調製、携帯型ポンプの操作方法など自己投与方法をトレーニングし、習得する入院加療により、症状が改善および安定し、在宅療法が可能な状態にあると主治医が判断入院し、トレプロスト持続皮下投与を開始する主治医と患者および家族等の介助者が在宅療法について話し合い、十分理解し、在宅療法を強く希望する場合院外処方箋院外処方箋在宅医療支援会社受診患者ポンプレンタル契約(医材料などの申込み)医療機関配送携帯型精密輸液ポンプ、薬剤、必要な医療材料・衛生材料などトラブル対応メンテナンスコールセンターへポンプのトラブルその他、電話相談

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