トレプロスト持続皮下投与療法マニュアル
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緊急時の対応Ⅳ41警報・警告が発生したときの処置警報名および表示警報音処 置名称:閉塞警報表示:動作インジケーターが赤く点滅します。ブザー音あり:警報音「ピ―――」が鳴動します。マナーモード:振動「ブー、ブー、ブー」を1分間隔で10回繰り返した後、警報音「ピ―――」が鳴動します。輸液ラインをクランプして閉塞の原因を取り除いてください。注入を再開するときは、必ず「早送り(プライミング)~穿刺」に従ってプライミングを行ってください。● 警告輸液ラインのチューブの折れ、フィルターの詰まり、針の詰まり等による閉塞が生じた場合、輸液ラインの内圧が高くなっています。この状態で閉塞の原因を取り除くと、薬液が一時的に過大に注入されてしまいます。輸液ラインをクランプするなどの適切な処置をしてから、閉塞の原因を取り除いてください。名称:ドアオープン警報表示:動作インジケーターが赤く点滅します。ブザー音あり:警報音「ピ―――」が鳴動します。マナーモード:振動「ブー、ブー、ブー」を1分間隔で10回繰り返した後、警報音「ピ―――」が鳴動します。ドアが確実に閉じられていることを確認してください。ドアが確実に閉じられているのにもかかわらず、再度この警報が発生する場合は、本機の故障が考えられますので、直ちに使用を中止し、製造会社担当者まで連絡してください。警報が発生したとき※警報音はキーを押すことで消音できます。警報音を消しても、警報状態が解除されていないと、2分後に再度警報音が発生します。※警報発生中は、「動作インジケーター」が赤く点滅します。※注入中に警報が発生すると、注入動作は停止します。

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