トレプロスト持続皮下投与療法マニュアル
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はじめに3はじめにこの冊子の使い方 医療機関で十分なトレーニングを受けることで、多くの場合に在宅でのトレプロスト療法が可能になります。 この冊子は、在宅療法を間違いなく安全に行えるように薬液の用意やポンプの操作方法などを図解しながら、できるだけ実際の手順に則して説明しています。 在宅療法開始後は、この冊子をいつでも見られるところに置いて活用していただくとともに、家族や介助をされる方にも読んでいただくようお願いいたします。この冊子の目的1 この冊子は、一般的な手順を掲載しています。 医療機関によって、手順が一部異なる場合がありますが、トレーニングを受けた医師・看護師などの医療関係者の指示に従ってください。また、異なる箇所や注意すべき箇所は、間違いのないようにこの冊子に書き込んでください。 特に、持続皮下投与時は、注射部位の痛みが高頻度に発現するため、入院期間中に、痛みの発生時期、注射部位の選択、対処法等に関する情報をしっかりと確認し、ご自身にあった対処法を相談してください(P38「Ⅲ.注射部位の痛みと対策」参照)。医療関係者の指示に従い、わからないことは入院期間中に確認しておきましょう2 巻末に医療機関や在宅医療支援会社の連絡先を記載できるようにしています。この冊子を受け取られたら、予期せぬ事態に備えて連絡先を書きとめておきましょう。連絡先を書きとめておきましょう3

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