ディナゲスト錠1mgを
服用している患者さんへ
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ABOUT ディナゲスト錠1mgについて
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ディナゲスト錠1mgはどのようなお薬ですか?
ディナゲスト錠1mgの有効成分であるジエノゲストは、月経※周期をコントロールしている女性ホルモンのひとつ、黄体ホルモンと同じ作用を持つ化合物です。
子宮内膜の増殖抑制作用により、子宮内膜症や子宮腺筋症による月経痛や骨盤痛などの症状を軽くする効果があります。「生理」のことを医学用語では「月経」といいます。本サイトでは「月経」という言葉で統一しています。
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ディナゲスト錠1mgを服用すると
なぜ子宮内膜症や子宮腺筋症の症状が軽くなるのですか?月経では子宮内膜がはがれ落ちて排出されますが、その際に子宮内膜の細胞から痛みに関連した物質(プロスタグランジン)が分泌されます。プロスタグランジンの過剰生成と、プロスタグランジンによる過度な子宮収縮が、月経痛を引き起こすと考えられています。
ディナゲスト錠1mgは排卵を止めることで女性ホルモン(エストロゲン)の上昇を抑制し、子宮内膜を薄く保つことができ、痛みに関連した物質の分泌を抑えることと、子宮の収縮を抑えることで、月経痛や骨盤痛などの症状を抑え、やわらげる効果があります。
EFFECT ディナゲスト錠1mgの働き
ディナゲスト錠1mgは、卵巣の働きを抑えて排卵を止めることで、月経を起こさないようにする働きがあります。また、子宮内膜や病巣に直接働いて、増殖しないように抑えます。これらの作用によって、月経痛や骨盤痛などの症状を抑え、やわらげる効果があります。
ディナゲスト錠1mgの月経周期・子宮内膜への作用
子宮内膜が厚くなると作られる痛みの原因物質の発生を抑え、内膜排出のための子宮の過度な収縮が抑えられることで月経痛や骨盤痛などの症状を抑え、やわらげる効果があります。
ディナゲスト錠1mgについてもっと理解するために、
子宮内膜の変化と女性ホルモンの関係について
理解を深めましょう!
子宮内膜は月経周期において、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)という女性ホルモンの働きによって変化しています。子宮内膜の変化は月経周期に応じて3つの時期に分けられています。
- 内膜の厚さが増す増殖期
- 卵胞が成熟する時期は、卵胞ホルモンによって子宮内膜がだんだん厚くなっていく
- 受精卵を受け入れるため
子宮内膜が変化する分泌期 - 排卵後は、受精卵を受け入れられるような状態に黄体ホルモンによって子宮内膜が変化していく
- 内膜がはがれ落ちる月経期
- 卵胞ホルモン、黄体ホルモンが減少すると、子宮内膜がはがれ落ち、月経血となって体外に出される
- 卵胞ホルモン(エストロゲン):
- 女性らしい体を作ったり、子宮内膜を厚くしたりする。
- 黄体ホルモン(プロゲステロン):
- 受精卵を受け入れられる状態に子宮内膜を変化させる。卵胞ホルモンとは反対に、子宮内膜が厚くなるのを止める。
CAUTIONARY POINTS ディナゲスト錠1mgの注意点
ディナゲスト錠1mgを服用できない方
次のような方は、ディナゲスト錠1mgを服用することができないので、必ずかかりつけの医師にお伝えください。
- 原因の分からない異常な性器出血がある方
- 妊婦、または妊娠している可能性がある方
- 以前にこのお薬に含まれる成分で、発疹などのアレルギー症状があらわれたことがある方
- 子宮が非常に大きい方
- 重い貧血がある方
かかりつけの医師への相談が必要な方
また、次のような方は、ディナゲスト錠1mgを服用する場合に注意が必要ですので、
必ずかかりつけの医師に相談してください。
- 子宮筋腫のある方(不正性器出血の量が多くなったり、まれに一度に大量の出血が起こったりする可能性があります)
- うつ病またはうつ状態の方、またはそれらになったことがある方
- 肝臓に障害のある方
- 貧血のある方(このお薬を服用する前に、必要に応じて貧血の治療が行われることがあります)
- 授乳中の方