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フィルグラスチムBS注75μgシリンジ「モチダ」,フィルグラスチムBS注150μgシリンジ「モチダ」,フィルグラスチムBS注300μgシリンジ「モチダ」

  • フィルグラスチムBS注 75μg/150μg/300μg シリンジ「モチダ」の製品情報

適正使用情報

投与開始・中止基準

虫眼鏡 マークのある図表は、図表をクリックすると拡大図表をご覧いただけます。

がん化学療法による好中球減少症(成人・小児)

急性白血病
悪性リンパ腫、小細胞肺癌、胚細胞腫瘍(睾丸腫瘍、卵巣腫瘍など)、神経芽細胞腫、小児がん

投与開始基準

急性白血病

通常、がん化学療法剤投与終了後(翌日以降)で骨髄中の芽球が十分減少し末梢血液中に芽球が認められない時点から、フィルグラスチム(遺伝子組換え)[後続1]200μg/m2を1日1回静脈内投与(点滴静注を含む)する。出血傾向等の問題がない場合はフィルグラスチム(遺伝子組換え)[後続1]100μg/m2を1日1回皮下投与する。

悪性リンパ腫、小細胞肺癌、胚細胞腫瘍(睾丸腫瘍、卵巣腫瘍など)、神経芽細胞腫、小児がん

通常、がん化学療法剤投与終了後(翌日以降)から、フィルグラスチム(遺伝子組換え)[後続1]50μg/m2を1日1回皮下投与する。出血傾向等により皮下投与が困難な場合はフィルグラスチム(遺伝子組換え)[後続1]100μg/m2を1日1回静脈内投与(点滴静注を含む)する。

投与中止基準

好中球数が最低値を示す時期を経過後5,000/mm3に達した場合は投与を中止する。

好中球数が確認できない場合

なお、本剤投与の開始時期及び中止時期の指標である好中球数が緊急時等で確認できない場合には、白血球数の半数を好中球数として推定する。

いずれの場合も年齢・症状により適宜増減する。

その他のがん腫

投与開始基準

通常、がん化学療法により好中球数1,000/mm3未満で発熱(原則として38℃以上)あるいは好中球数500/mm3未満が観察された時点から、フィルグラスチム(遺伝子組換え)[後続1]50μg/m2を1日1回皮下投与する。出血傾向等により皮下投与が困難な場合はフィルグラスチム(遺伝子組換え)[後続1]100μg/m2を1日1回静脈内投与(点滴静注を含む)する。
また、がん化学療法により好中球数1,000/mm3未満で発熱(原則として38℃以上)あるいは好中球数500/mm3未満が観察され、引き続き同一のがん化学療法を施行する症例に対しては、次回以降のがん化学療法施行時には好中球数1,000/mm3未満が観察された時点から、フィルグラスチム(遺伝子組換え)[後続1]50μg/m2を1日1回皮下投与する。出血傾向等により皮下投与が困難な場合はフィルグラスチム(遺伝子組換え)[後続1]100μg/m2を1日1回静脈内投与(点滴静注を含む)する。

投与中止基準

好中球数が最低値を示す時期を経過後5,000/mm3に達した場合は投与を中止する。

好中球数が確認できない場合

なお、本剤投与の開始時期及び中止時期の指標である好中球数が緊急時等で確認できない場合には、白血球数の半数を好中球数として推定する。

いずれの場合も年齢・症状により適宜増減する。

【用法・用量に関連する使用上の注意】(抜粋)
がん化学療法による好中球減少症

3.
本剤の投与により、好中球数が最低値を示す時期を経過後5,000/mm3に達した場合は投与を中止するが、好中球数が2,000/mm3以上に回復し、感染症が疑われるような症状がなく、本剤に対する反応性から患者の安全が確保できると判断した場合には、本剤の減量あるいは中止を検討すること。

【重要な基本的注意】(抜粋)
(3)造血幹細胞移植時の好中球数の増加促進、がん化学療法後の好中球減少症に対する注意

1)
がん化学療法による好中球減少症患者に対しては、がん化学療法剤の投与前24時間以内及び投与終了後24時間以内の本剤の投与は避けること。
2)
急性骨髄性白血病患者(がん化学療法及び造血幹細胞移植の場合)では本剤の使用に先立ち、採取細胞についてin vitro試験により本剤刺激による白血病細胞の増加の有無を確認することが望ましい。また、定期的に血液検査及び骨髄検査を行い、芽球の増加が認められた場合には、本剤の投与を中止すること。

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造血幹細胞の末梢血中への動員(成人・小児)

同種及び自家末梢血幹細胞採取時の本剤単独投与による動員

投与開始基準

通常、フィルグラスチム(遺伝子組換え)[後続1]400μg/m2 を1日1回又は2回に分割し、5日間連日又は末梢血幹細胞採取終了時まで連日皮下投与する。この場合、末梢血幹細胞採取はフィルグラスチム(遺伝子組換え)[後続1]投与開始後4〜6日目に施行する。

投与中止基準

末梢血幹細胞採取終了前に白血球数が50,000/mm3以上に増加した場合は減量する。減量後、白血球数が75,000/mm3に達した場合は投与を中止する。

いずれの場合も状態に応じて適宜減量する。

自家末梢血幹細胞採取時のがん化学療法剤投与終了後の本剤投与による動員

投与開始基準

通常、@がん化学療法剤投与終了翌日又はAがん化学療法により好中球数が最低値を経過後、フィルグラスチム(遺伝子組換え)[後続1]400μg/m2を1日1回又は2回に分割し、末梢血幹細胞採取終了時まで連日皮下投与する。

投与中止基準

末梢血幹細胞採取終了前に白血球数が50,000/mm3以上に増加した場合は減量する。減量後、白血球数が75,000/mm3に達した場合は投与を中止する。

いずれの場合も状態に応じて適宜減量する。

【重要な基本的注意】(抜粋)
(2)造血幹細胞の末梢血中への動員に対する注意

6)
自家末梢血幹細胞採取時のがん化学療法剤投与終了後の本剤投与により造血幹細胞を採取する場合、白血球数が最低値を経過後5,000〜10,000/mm3以上への回復期に末梢血幹細胞採取を開始することが望ましい。

(3)造血幹細胞移植時の好中球数の増加促進、がん化学療法後の好中球減少症に対する注意

1)
がん化学療法による好中球減少症患者に対しては、がん化学療法剤の投与前24時間以内及び投与終了後24時間以内の本剤の投与は避けること。
2)
急性骨髄性白血病患者(がん化学療法及び造血幹細胞移植の場合)では本剤の使用に先立ち、採取細胞についてin vitro試験により本剤刺激による白血病細胞の増加の有無を確認することが望ましい。また、定期的に血液検査及び骨髄検査を行い、芽球の増加が認められた場合には、本剤の投与を中止すること。

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