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コレチメント錠Ⓡ9mgを服用されている方へ

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【監修】
東邦大学医療センター佐倉病院 消化器内科 教授 松岡 克善 先生

症状のない「寛解」の状態を目指して、
コレチメント®錠を111錠、正しく服用しましょう

コレチメント®錠について

コレチメント®錠は、症状が強く現れる「活動期」の炎症を抑える、潰瘍性大腸炎のお薬です。
つらい症状を抑え、症状のない「寛解」の状態を目指すために使われます。

★:重症を除く

  • 活動期の炎症を
    抑えるお薬

  • 服用は
    111

  • お薬の成分が
    大腸に届くように
    設計

服用する回数、時間、錠数

11に、1錠を、お水やぬるま湯で服用してください。

服用する回数、時間、錠数

服用する期間

長期間服用し続けるお薬ではありませんので(8週間を目安)、主治医の指示に従って正しく服用してください。

服用し忘れた場合

服用し忘れた場合は、気が付いたときにできるだけ早く、1回分を服用してください。ただし、次の服用時間が近い場合は、忘れた分は服用しないで1回分を飛ばしてください。
2回分を1度に服用してはいけません。
間違って多く服用した場合は、主治医または薬剤師に相談してください。

生活上の注意

  • 服用期間中は、グレープフルーツやグレープフルーツジュースの飲食を控えてください。
    (お薬の血中濃度が上昇するおそれがあります)
  • 服用期間中、便の中に錠剤が認められることがあります。
生活上の注意

コレチメント®錠の服用方法

コレチメント®錠は、つらい症状の活動期でも、111錠の服用で
お薬の成分を大腸に届けて、大腸粘膜の炎症を抑えます。

コレチメント®錠に含まれているお薬の成分であるブデソニドは、炎症を起こしている「大腸」の粘膜で効果を発揮し、活動期の炎症を抑えることが期待されています。

なお、コレチメント®錠は、服用後にお薬の成分が大腸に届くように設計されたお薬ですので、錠剤をかんだり、割ったり、何かに溶かしたりせず、そのままお水やぬるま湯で服用してください。
(そのまま服用しないと、適切に作用しなくなる場合もあります)

活動期の炎症を抑えることが期待

お薬の成分が大腸に届くよう設計されているため、錠剤をかんだり、割ったりなどしないでください

錠剤をかんだり、割ったりなどしない

コレチメント®錠の服用中に注意すべき副作用

「いつもと違う」と感じる症状があればすぐに主治医にご相談ください。

コレチメント®錠の服用中に、2~5%未満の割合で潰瘍性大腸炎が悪化、2%未満の割合でざ瘡(にきび)などが現れる可能性があります。

また、コレチメント®錠は、「ステロイド」というお薬(炎症を抑えたり、免疫を抑制するお薬)に分類されるため、ステロイドに典型的な下記の副作用が現れる可能性もあります。

主治医にご相談

感染症の誘発、続発性副腎皮質機能不全、クッシング症候群、骨密度の減少、消化性潰瘍、糖尿病、白内障、緑内障、精神障害 など

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