脂質異常症の人が多い年代は?

男性は若くても油断は禁物で、
女性は更年期にあたる50歳前後から注意が必要だよ。
脂質異常症が
疑われる人の割合


男性は30~50代といえば、公私ともにさまざまな変化があって忙しい時期。多忙による好ましくない生活習慣は、脂質異常症につながりやすくなるため注意が必要だよ。
女性は、女性ホルモンのはたらきによって、月経があるうちは脂質異常症が起こりにくい※といわれるのだけど、閉経後は女性ホルモンが減ってしまうので、注意が必要なんだ。※ 遺伝的な要因がある場合を除く

「高脂血症」と
「脂質異常症」の違い
「脂質異常症」とは、血液中の「中性脂肪値や悪玉(LDL、non-HDL)コレステロール値が上昇している状態」、または「善玉(HDL)コレステロール値が低下している状態」のことで、2007年に「高脂血症」から名称が改められました。
脂質異常症のなかでも、中性脂肪値やコレステロール値(総コレステロール値、LDLコレステロール値)が高いものは、現在でも「高脂血症」と呼びます。