女性の悩みをちゃんとケア:ワタシのカラダ相談室

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監修:愛知医科大学病院 産科・婦人科 主任教授 若槻 明彦先生生

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女性の病気:不妊症・不育症について

不妊症・不育症について

妊娠・出産を希望しているカップルで赤ちゃんが得られない場合は不妊症または不育症かもしれません。

実際には妊娠の有無により、不妊症と不育症に分けられます。妊娠そのものが難しいことを「不妊症」、妊娠するものの流産や死産を2回以上くりかえし、赤ちゃんが得られないことを「不育症」といいます。

不妊症とは

健康な男女のカップルが妊娠を希望し、避妊をせず夫婦生活(セックス)を営んで一定期間を過ぎても妊娠しないことをいいます。最近は1年間を目安に診断していくことになっています。統計的には年齢が35歳以上になると妊娠率が低下するので、不妊症が疑われる場合は、早めに産婦人科を受診し検査することをおすすめします。

不育症とは

妊娠はするけれども、流産、死産などを繰り返し、結果的に赤ちゃんが得られないことをいいます。流産を繰り返す「反復流産」あるいは「習慣流産」を含めた不育症の方は2~3万人と推計されています。

流産が及ぼす精神的な負担は大きく、自分のからだに問題があるのかと悩む女性が多いことでしょう。しかし、原因が不明なものが多く、とくに妊娠してすぐの流産は受精卵の偶発的な染色体異常があるといわれています。また、流産のリスクが高まる原因となる因子をもっていることがあります。不育症の80%以上の方が治療によって出産しています。あきらめず産婦人科に相談しましょう。