創薬研究所では、世界に認められるグローバル新薬の創製を目指し、慢性疼痛、糖尿病・肥満の2分野にテーマを集中して、研究開発を行っています。また、独自の研究活動に加え、国内外の機関とネットワークを強化し、共同研究を積極的に行うなど、研究開発の効率化を図っています。
2002年からはタンパク質構造解析コンソーシアム参加企業として、医薬品標的分子の立体構造と薬剤の結合情報を解析する目的で、世界最高の性能を備えた大型放射光施設「SPring-8」を使用しています。加えて、本コンソーシアムを通じてアカデミアの協力を得ながら最新の高分解能実験施設の利用環境を整えるなど、創薬確率を高める基盤の確立を推進させています。
2008年には、疼痛治療薬として創製したTRPV-1拮抗薬を世界的製薬企業に導出することに成功し、また、敗血症治療薬(抗体医薬)の導出活動にも積極的に取り組んでいます。
持田製薬は、これからも世界レベルの創薬研究を通じて、より多くの患者さんの治療に貢献していきます。
持田製薬の開発パイプラインは、重点領域である循環器、産婦人科、皮膚科、救急の4領域を中心に強化するラインナップとなっており、期待されている新しい治療薬を1日も早く医療現場にお届けできるよう、着実に開発を進めています。
(平成22年7月30日現在)
| 開発番号(製品名、一般名) | 開発段階 | 適応症 | 剤型 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| MLD-55 (未定、エスシタロプラム) |
承認申請準備中 | うつ病 | 経口剤 | デンマーク ルンドベック社から導入
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| MD-0701 (未定、トレプロスチニル) |
臨床第II/III相 | 肺動脈性肺高血圧症 | 注射剤 | 米国ユナイテッド・セラピューティクス社から導入
|
| FSK0808 (未定、遺伝子組換えG-CSF) |
臨床第II/III相 | 好中球減少症 | 注射剤 | 富士製薬工業(株)と共同開発 バイオ後続品
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| MD‐0901 (未定、メサラジン) |
臨床第II/III相準備中 | 潰瘍性大腸炎 | 経口剤 | 英国シャイア・ファーマシュー ティカルズ・グループ社から導入 |
| MTD-39 (ベセルナクリーム、イミキモド) |
臨床第II相終了 | 日光角化症 | 外用剤 | <効能追加> 豪国アイノバ・ファーマシューティカルズ社から導入 |
| MND-21 (エパデール、 イコサペント酸エチル) |
臨床第II相 | 非アルコール性脂肪肝炎 | 経口剤 | <効能追加> |
| MR‐20V (未定、ウリナスタチン) |
臨床第II相 | 切迫早産 | 腟坐剤 | <剤型追加・効能追加> 一時中断 |
| JR-031 (未定、ヒト間葉系幹細胞) |
臨床 第I/II相 |
移植片対宿主病 | 注射剤 | 日本ケミカルリサーチ(株)と共同開発 細胞性医薬品
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