低用量ピルとは?
低用量ピルは世界中で古くから使われている避妊薬で、日本では1999年に承認されました。エストロゲンとプロゲステロンが含まれており、おもに排卵を抑制することで妊娠を防ぎます。
2006年2月に改訂された「低用量ピルの使用に関するガイドライン」(日本産科婦人科学会)では避妊以外の利点(副効用)についても記載されており、その中には月経困難症、過多月経、子宮内膜症などの記載も含まれています。
低用量ピルは避妊薬ですが、性感染症の予防のためにはコンドームを併用するダブルメソッドが必要とされています。
低用量EP配合製剤とは?
避妊薬である低用量ピルと同じくエストロゲン(E)とプロゲステロン(P)が含まれている製剤で、避妊ではなく月経困難症の治療を目的として使われる薬。