ごあいさつ

持田製薬グループは、1913 年に東京・本郷に薬局を開業し、「独創研究」という考えのもと医薬品製造を開始したのが始まりです。
「先見的独創と研究」を社是に掲げ、創業以来、日本で最初の注射剤の製造やホルモン・酵素・免疫関係の分野での「独自の製品」の開発など、日本の医療の発展に寄与しながら成長を続けてきました。

企業理念「絶えず先見的特色ある製品を開発し、医療の世界に積極的に参加し、もって人類の健康・福祉に貢献する」は、わたしたちの普遍的な使命です。病気や健康トラブルに悩む人々を救うために、潜在的な医療・健康ニーズを捉えて、患者さんやお客様にとって価値あるものを創造し、提供していくことが、わたしたちの存在意義であると考えています。

高齢化が進み、医療・健康を取り巻く環境が大きく変化するなか、健康に対する関心と医療への期待はますます高まっています。多様化する医療・健康ニーズを事業機会と捉え、事業環境の変化にも対応しながら、中核である医薬品関連事業において有用な新薬を継続して創出するとともに、バイオマテリアル製品、再生医療等製品などの新たな領域にも取り組んでいきます。また、ヘルスケア事業においては、皮膚科学に基づいたスキンケア製品の開発に引き続き注力していきます。

わたしたちの企業活動においては、コンプライアンスに努め、持続可能な社会の実現に貢献するための基本姿勢として「持田製薬グループ行動憲章」を定め、グループの社員一人ひとりが常に高い倫理観をもって行動しています。製薬企業としての誇りを持って医療に真摯に向き合い、高品質な医薬品の安定供給、情報の適切な取り扱い、適正な利益の確保を重視し、ステークホルダーから信頼される会社でありたいと願っています。

わたしたちは今後も、医療・健康ニーズに真摯に向き合い、独創的で付加価値の高い製品を提供することにより、人々の健康・福祉にいっそう貢献してまいります。

代表取締役社長