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原因となるウイルスと感染経路

■HPV(ヒトパピローマウイルス)とは
尖圭コンジローマの原因となるHPVは、パポバウイルス科(papovavirus)に属するDNAウイルスであり、その遺伝子DNAの塩基配列の違いから100種類以上の型に分類され、性器から検出される型は40種類以上に及びます。
HPVは高い確率で癌から検出される高リスク型、癌からは検出されない低リスク型に大別され、尖圭コンジローマからは主に、低リスク型であるHPV6型あるいは11型が検出されます。一方、子宮頸癌や陰茎癌との関連性が示唆されるHPV16型や18型は高リスク型に属しています。
●HPVの子宮頸癌リスク分類
悪性度分類
HPV-DNAの型
高リスク型
16、18、31、33、35、39、45、51、52、56、58、59、68、73、82
中間リスク型
26、53、66
低リスク型
6、11、40、42、43、44、54、61、70、72、81、89
参考:日本性感染症学会誌 性感染症 診断・治療 ガイドライン2006
■感染経路
HPVは主に性交またはその類似行為による接触を通して、皮膚や粘膜の微細な傷から侵入し、基底層細胞を含む分裂可能な細胞に感染します。また妊婦が尖圭コンジローマに感染している場合、分娩時に産道で児に感染する可能性があります。
■コンドームによる予防について
HPVは主に性交またはその類似行為による接触を通して、他の部位や他人に感染します。したがって、尖圭コンジローマの予防にはコンドームの使用が大切です。 しかし、会陰部や外陰部、肛門など、尖圭コンジローマの病変がコンドームでカバーできない広い範囲にある場合、感染を予防することは難しいとされています。