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尖圭コンジローマの現状

■尖圭コンジローマとは
尖圭コンジローマは、性交などによって感染する性感染症―STD(sexually transmitted disease)の一つであり、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染による良性のウイルス性疣贅(ゆうぜい=イボ)です。
■尖圭コンジローマ発症報告数
●感染症報告数の年次推移(尖圭コンジローマ)
年度
報告数
定点当たり報告数
定点医療機関数
1999年
3,190
3.73
855
2000年
4,553
5.08
897
2001年
5,178
5.68
911
2002年
5,701
6.22
917
2003年
6,253
6.80
920
2004年
6,570
7.17
916
2005年
6,793
7.30
931
国立感染症研究所 感染症情報センター発表データより作成

尖圭コンジローマは、わが国の感染症法において「五類感染症」のSTD定点把握疾患に定められており、全国の定点医療機関より毎月の発症数がそれぞれの都道府県に報告されています。発症数は性器クラミジア感染症、淋菌感染症、性器ヘルペスウイルス感染症に次いで多く、推定患者数は約3.9万人()と報告されています。
「日本における性感染症サーベイランス-2002年度調査報告」より

定点医療機関からの報告を年次でまとめた国立感染症研究所によると、2005年の発症報告数は6,793人(男性3,795人/女性2,998人)でした。定点当たりの発症報告数は、1999年と2005年の比較で実に2倍近くに増加しています。
性感染症の表記について、現在では『STI(sexually transmitted infection)』との表記もありますが、 このサイトでは日本性感染症学会(Japanese Journal of Sexually Transmitted Diseases)の表記に合わせ『STD』としています。
■男女別・年齢階級別の感染状況
尖圭コンジローマの患者の発生は性的活動の盛んな10代後半〜30代で多くみられます。国立感染症研究所の報告数(2005年)を男女別・年齢階級別で比較すると、男性では25〜29歳にピークがあるのに対し、女性は20〜24歳がピークとなり、女性のほうが男性よりも若干低い傾向にあります。

これらの報告数は泌尿器科系、婦人科系、皮膚科系の診療科からの報告で構成されているため、男女の比較については、それらの比率に影響を受ける可能性があります。

●2005年 尖圭コンジローマ報告数 男女別・年齢階級別
2005年度尖圭コンジローマ報告数グラフ
国立感染症研究所 感染症情報センター発表データより作成